真晃ELSブログ

2013年06月18日

行って来ました。

 

 

PYLEX  IWAKIブランドでおなじみのAGCテクノグラス静岡事業場。

 

今回千葉の工場から引っ越ししたティッシュカルチャーのラインや従来からのガラス工場を見学させて頂きました。

 

ティッシュカルチャーとはいわゆる組織培養用のプラスチック製品で、滅菌シャーレやフラスコマイクロプレートなどがあります。樹脂加工品の為、クラス1,000のクリーンルーム内に製造装置があり作業の方も当然ながらクリーンルームウエアを着用されていました。想像していたよりも装置がこぢんまりとしており作業員の方も3交代で最小限の人数で作業に当たっておられました。

ガラス工場では、石油ストーブのホヤ(燃焼部分の前面にある硝子製の筒)を製造していました。成形にももちろんですが、切り口を加工するのにも何本ものバーナーを使用しているため、工場内は40℃以上にもなり作業者の方は皆さん汗だくでの作業でした。

 

梱包作業も見せて頂きましたが、まさに割れ物の代表のガラス製品だけにひとつひとつ丁寧に、専用の箱に詰めておられました。

 

私自身はこれまでにコップや花瓶などの工芸品の工房しか見た事がなく、プラントスケールの製造工程は初めてで、とても興味深く見学させて頂きました。

 

(写真は久能山東照宮に建つ徳川家康公の神廟です。静岡は家康公のお膝元。工場見学の 翌日訪ねました。工場の写真はなしで。)